2019日本熊本城マラソンの旅」

許惠雯         2019/2/20

  1. イベント名称2019熊本城マラソン
  2.  

2017平均点 4.7   5人の評点)

参加費用

補給品

記念品/ウエア

コースの景色

申し込みの流れ

成績/証明書

4.4

4.8

5.0

4.8

4.2

5.0

1 賽事網友」による評点 運動筆記HPより引用(2018評点記載なし)
 

  1. イベント時期2
  2. 開催回数8
  3. 主催熊本城マラソン実行委員会  熊本市、熊本日日新聞社、一般財団法人熊本陸上競技協会
  4. 場所熊本通町筋ホテル日航前スタート、南下し郊外を通り熊本城前に戻る
  5. その他スケジュール 申し込み期間2018730日(午前10時~914日(午後5
  6. イベントの特色応援団日本一のコース
  7. 申し込み関連リンク先大会HP
  8. 特記事項参加者は抽選で決定、但し3万円以上寄付すれば抽選ではなく直接大会に参加できる。視覚障害のある人で単独走行が困難な人は伴走者1名を付けることができる。
  9. 盲導犬の伴走は不可。
  10. 参加費
    () 歴史めぐりフルマラソン10,500システム使用料500円を含む
    2金栗記念熊日30キロロードレース5500システム使用料500円を含む
    3復興チャレンジファンラン3500システム使用料500円を含む
  11. 種目フル(42.195 km) 熊日ロードレース(30 km) ファンラン(3 km
  12. 気象状況 2月の熊本は雨が降りやすい。

2019.2.17当日の気温1~9晴れ

15. 大会の紹介:

 熊本城は400年の歴史があり、日本三大名城の一つである。しかし2016年熊本で2度発生した地震により熊本市は多くの場所で被害を受け、熊本城も大きな被害を受けた。熊本城は現在もまだ修復中だが、熊本市民の話によると、完全に復元するには20年の歳月がかかるそうである。熊本市はランナーに熊本に来てもらって熊本で消費する事で現地の復興を応援して欲しいとしている。熊本城マラソンは制限時間7時間で、最後の2キロは熊本城までの上り坂を走らなければならないが、コースの大部分は平坦な道路であり、初マラソンに挑戦する選手には適したコースである。今年は第8回目で、熊本市政策局総合政策部国際課の原田彰子さんによると、第一回の熊本城マラソンの際に、市役所はルート上にある一軒一軒を訪問し、大会の説明をし、大会の支持をお願いしたそうだ。熊本市が大会の運営において注意深く行っていた事が分かる。熊本市と高雄市は友好交流都市で、高雄からは熊本空港への直行便がある!とても便利である。今回、IRONMEDICは、高雄市政府からの要請で、台湾国外大会交流団の一員となった。その為、熊本市政策局総合政策部国際課は、我々の為にわざわざ通訳を手配し、おもてなしをしてくれ、前夜祭(台湾の大会前の記者会見と選手の夜が合わさったようなもの)に招待してくれたのだ。マラソン主催者が自分の都市で行われるマラソンを重視しているのが見て取れた。

(写真1:台湾高雄からの代表選手を紹介~写真:通訳の邱さんの協力で撮影)  

大会当日は朝早く通訳の邱桂芬さんがホテルまで迎えに来てくれ、スタート地点へ連れて行ってくれた。スタート地点は通町筋のホテル日航(前夜祭の会場)、荷物預け場所は熊本市役所前。主催者は我々を特別にAブロックのスタート地点に案内し、我々の荷物袋を預かってくれた。これには我々IRONMEDICは大変光栄に感じた。まさに超VIPランナーの待遇だった。

(写真2:IRONMEDIC出動前の写真~写真:通訳さんの協力で撮影)
金栗記念熊日30キロロードレース(150名)と精鋭選手が先にスタートし、9時になってフルマラソンのランナーがスタートした。熊本市内を走った後、南下し農村地区に

入ると沿道の風景はほぼ郊外の景色になった。

写真3フルマラソンのコース及び高低図~写真はhttps://www.kumamotojyo-marathon.jp/course.phpより引用
 スタートを待つどのブロックにも救護ランナーを見ることが出来た。私は彼らに挨拶し、我々が台湾から来た救護ランナーだと説明した。良い大会にするには安全が最も重要だ。道路には度々AED騎士隊が自転車で行ったり来たりしているのを見かけた。コース上にはAED騎士隊や救急車が救護現場に素早く到着できるように、必ずスペースを確保している。郊外になると200300メートルおきには救護所が設けられ、30数キロ地点には途中にも関わらず、マッサージエリアが設けられ(私はわざわざ止まって写真を撮った)、筋がつったり、両足がこわばったりした選手にマッサージをしてほぐしてあげていた。ゴール到着間近では、気分が悪くなった選手が救護されているのを見た。3人の救護員が付き添い、更に担架も後ろにスタンバイしていた。私は本当に感心した。これこそが選手に対する最高レベルの安全な救護だ!これは我々台湾の大規模な国際マラソン大会が学ぶべきところだ。

(写真4  コース上の救護員  写真:筆者撮影)

 前夜祭の時に熊本市政策局の原田彰子さんが私達に紹介してくれたのは、熊本城マラソンの特徴は応援団が日本一という事だ。コース上では皆さんから元気を貰い、『頑張って』の声がずっと続いていた。私は笑顔で『はい』、『ありがとう』(これは私が最もできる日本語)と答えた。笑顔は国際的に通用する言語である。郊外に行けば行くほど応援してくれる人が増え、人々は更に温かく迎えてくれた。子供さんや年配の方も手を伸ばしてハイタッチしてくれた。ハイタッチの後に明らかにスピードが上がるわけではなかったが、血圧は170まで上がったかのようだった。本当に興奮し、楽しく、全く疲れたり嫌になったりもしなかった。

(写真5 沿道の応援団が踊ったり歌ったりして選手を応援 抜粋1 

 写真:筆者撮影)


(写真6 沿道の応援団が選手を応援 抜粋2    写真:筆者撮影)

今回の大会は仮装しているランナーが大阪マラソンほど多くはなかったが、一旦登場すると人々の関心の的になった。沿道にはずっと応援してくれているキャラクターや仮装している人がいて、コースの至る所に驚きがあり、少しも退屈することがなかった。来年私も変装して走ろうか、誰も私と気づかないだろうが(笑)。

(写真7 仮装したランナー~マイケルジャクソンと大阪の有名なくいだおれ太郎 

写真:筆者撮影)
 

(写真8 沿道で応援してくれているキャラクター  写真:筆者撮影)

多くのランナーが気に掛ける給食についてだが、最初の15キロは水やスポーツ飲料だけだったが、あとからどんどん驚くべき事態になり、20キロ以降から現地の特産品が用意されていた。甘酒、黒糖ドーナツ棒、黒糖、ゼリー、旬の果物(イチゴ、ミニトマトは食べ放題)、ジュース……30キロ以降になると、太平燕、ラーメン、味噌汁、更には住民が親切にも給食を提供してくれて、これは…これは…全部食べてしまったら、お腹いっぱいで、制限時間に引っかかって車に乗せられてしまう…。食べ物はこれだけだと思っていませんか?いいえ…更に塩飴やBCAAがあるし、私が食べたのはビタミンB味のようなゼリー、これは完全にゴールまでランナーにエネルギー補給しているのだ…。これだけは言える。この大会は最高レベルの大会で、今度日本のマラソンに参加する機会があるなら、携帯と国旗を持って来るだけでいい、全く心配いらない(台湾では何もない恐ろしい大会に出くわすのを恐れて、私は必ずお金、水のバッグ、塩分のタブレット、BCAA、エナジードリンクを携帯する)。


(写真9 たくさん用意された給食所1  写真:筆者撮影)


          (写真10 たくさん用意された給食所2   写真:筆者撮影 )

     

(写真11 金栗四三紀念給食所   写真:筆者撮影 )

特に紹介したいのは金栗四三の給食所だ。シナモンロールとラズベリージュースが準備されていた。ここは私が寄りたいと興味を引かれた給食所だ。美味しいシナモンロールを食べても特に元気がみなぎるというわけではないが、彼の歴史の物語を考え、玉名市の後世の人達が彼を記念して特別に給食所を設けたものだ。私はここで再び感動を覚えた。(詳細な歴史はこちら)                         

http://wendyhsu63.pixnet.net/blog/post/349748530
全体を通して言うと、このマラソンは割合に簡単な大会である。私はコース上で食べたり飲んだりして楽しんで、それにプラスして、筋がつったランナー数名のお手伝いをしたが、個人の目標記録を超える事ができた。気温は低かったが(スタート時の気温は約2℃、最高気温は9℃)、市民の情熱が私をずっと興奮状態にさせた。3つの橋を上ったり下ったりする以外はほとんど平坦なコースで、最後のゴール前で熊本城の約20mの上り坂を走らなければならない。すでに疲れ果てているランナーは散歩のようなスタイルになった。しかしその後も心温かい市民や子供達の頑張れという声と、ゴール前2キロもない所に給食所があり、更にランナー達に十分に元気を与えた。

最後の1キロで国旗を取り出すと、ゴールまで全力でダッシュしたが、初めての海外のマラソンに参加して、感動で涙を流すというより、最高に興奮していて、また是非参加したいと思った。

(写真12コース上で筋がつったランナーを見ると、思わず立ち止まってたどたどしい英語で意思疎通をし、痛みを和らげるお手伝いをした   写真:筆者撮影)

(写真13 ゴール後の喜んでいる姿  写真:通訳さんと熊本市政策局職員が撮影)
 

ゴール後、流れに沿って完走タオルとメダル、大会後の補給食品、その場で印刷した完走証(これはすごいと思った)をもらった。元に戻る事なく出口まで歩いて行き、受け取りのコースは終わる。ランナーがひと塊になって混雑したり、行ったり来たりすることはない。その後、熊本市政策局職員と通訳の邱さんが私を休憩用のテントまで連れて行ってくれ、暖を取った。

16大会裏話
今回、熊本市政策局の温かいおもてなしを受け、IRONMEDIC代表はお土産として台湾のお菓子パイナップルケーキ、鴨蛋酥餅、太陽餅、芋頭酥を熊本市国際課にお渡しした。原田彰子さんが代理で受け取られた。熊本市政策局は台湾高雄の代表を招待した以外にも、熊本市の友好協力都市である韓国蔚山や中国大陸の蘇州の選手代表を前夜祭に招待した。熊本市長が今回のマラソン実行委員長で、主催者は演歌のスター石川 さゆり、アイドル安田 美沙子、AKB48の主要メンバー田中 美久を招待していた。私は知らない方ばかりだったが(通訳さんによると全員熊本出身だそうだ)、前夜祭に花を添えていた。


(写真14 前夜祭に出席したスター  写真:筆者撮影)

川内優輝選手が現れると騒然となり、私は前のほうに行き彼と写真を撮った。私が台湾から来たと説明し、川内選手に「明日良い成績を出すよう期待している」と伝えた。多くの日本国内選手代表も参加し、会場ではくまモン部長や熊本城おもてなし武将隊の姿もあった。くまモンのダンス(一つ一つの動作に意味がある)と熊本城おもてなし武将隊のパフォーマンスも見ることが出来た。


(写真15 IRONMEDICと熊本市政策局代表および通訳さんと記念撮影   写真:筆者ほか撮影)
  原田彰子さんから受け取った大会グッズや記念品は驚くべきものだった。私は初めて手袋やポンチョをもらった。大会当日の気温が低いのは知っていたが、主催者が選手の為に身体を温めるグッズをわざわざ用意してくれているとは思わなかった。一つ一つ大会グッズの使い方を説明して下さるので、私は原田さんに「私達はいくつものマラソン大会に参加経験のある選手でトライアスロンの選手でもある」と説明した。


(写真16 IRONMEDICランナーの大会グッズ 写真:筆者撮影)

真17 IRONMEDICランナーへの記念のお酒とプレゼント品 

写真:筆者撮影))


(写真17 大会当日の装備  写真:筆者撮影)

17 筆者大会前2日間の旅行記:http://wendyhsu63.pixnet.net/blog/post/349748530
IRONMEDIC関係者の皆様とIRONMEDICの創設者 #陳に感謝申し上げます。 感謝一路走來支持醫護鐵人的朋友及合作夥伴們
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